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ネロリ みかんの花 neroli

香りの女王とも言われている香り

5月に咲く白い花 写真は静岡県三ケ日の外山さん

 

ネロリ(ネロリ油、橙花油。英:Neroli oil)は、ダイダイ(ビターオレンジ)の花から水蒸気蒸留によって得られる精油のことである。

ダイダイの花1キログラムから、約1グラムのネロリが得られる。ネロリは香水、特にオーデコロンに使用される。大部分はイタリアモロッコエジプトで生産される[1]。水蒸気蒸留の副産物としてオレンジフラワー水が得られる。まれにではあるが、他の柑橘類の花の水蒸気蒸留で得られる精油もネロリと称することがあり、特にビターオレンジから得られる精油であることを強調するため、ビターオレンジを意味するフランス語Bigaradeをつけてネロリ・ビガラードと呼ぶ場合もある。

ネロリの主成分は(R)-リナロールで約30-40%を占める。他に(R)-リモネン、(E)-β-オシメン、(S)-(E)-ネロリドール、(R)-酢酸リナリル、(R)-α-テルピネオールなどを含有する。

同じくダイダイの花から溶媒抽出法で抽出した香料もあり、オレンジフラワーアブソリュートと呼ばれネロリと区別される[1][2]

 

出典

  1. a b クリシー・ワイルドウッド 著 『アロマテラピーの精油でつくる自然香水』 高山林太郎 訳、フレグランスジャーナル社、1996年[要ページ番号]
  2. ^ 香りの百科 著:日本香料協会 79ページ
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